TOP > 広島県認知症疾患医療センター > 認知症初期集中支援チームについて
「もしかしたら、認知症?」
「離れている親が認知症かもしれない、どうしたらいい?」
ご本人やご家族、民生委員、ケアマネージャーなどからの相談を受け、認知症を疑われる方や認知症の方のご家庭を訪問し、ご本人やご家族の必要なサポートを行う専門職のチームです。
支援の特徴は、チームの連携による早期からの介入により、医療支援だけでなく、介護や生活環境の改善など、ご本人を取り巻く環境をサポートすることです。
支援を受けられる期間は最長6カ月で、その後は地域包括支援センターやケアマネージャーへと引き継がれます。
支援の対象者には原則として以下の3つの条件が決められています。
具体的な対象者としてのケース
*医療サービス・介護サービスを受けていない(中断を含む)
・認知症の診断を受けていない
・通院拒否等何らかの理由で、治療が中断している
・適切な介護サービスに結びついていない
・必要と思われるのに医療サービス・介護サービスを利用していない
*医療サービス・介護サービスを受けているが認知症の行動・心理症状により家族・近隣住民などの関係者が対応に困っている。
専門家が家族や周囲の人からのご相談を受けて、認知症が疑われる人を訪問し、下記のような支援を提供します。
・認知症かどうかの評価
・適切な医療機関の受診を促し、継続的な医療支援に繋げる
・適切な医療サービス・介護サービスを案内
・生活環境の改善やケアについてのアドバイス
・介護者との情報共有
・介護者の負担軽減や健康保持についてのサポート
かかりつけ医や専門医療機関と連携することが大きなポイントです。
【医師】
チームには、認知症の臨床経験などの要件を満たした1名医師が在籍し、専門的見地からチームをバックアップします。
【専門職】
国家資格等を持ち、業務年数や研修の受講などの要件を満たした専門職員が在籍しています。
中心となる看護師、精神保健福祉士、社会福祉士だけでなく、臨床心理士、ケアマネージャーも在籍し、より多くの視点で支援を行っていきます。
〒737-0143 広島県呉市広白石4丁目7番22号
広島県認知症疾患医療センター
受付:9時00分 ~ 17時まで
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