縄文の森ミュージアムから車で5分、多根神楽伝承館にと~ちゃこです。


本日の演目は「姫逃池物語」、サヒメルの裏庭にある池の物語です。
前から変な名前だなぁと思ってたんですが、こんな伝説があったんですねぇ。
ちなみに伝承館の中には絵本もあったんで、予習しときましょ~


神楽伝承館という事で、八岐大蛇の頭がずら~り、結構な値段らしく全部合わせると
そこそこ高級な新車が買えちゃうそうです。
後ろの垂れ幕も姫逃池の模様、いやがうえにも盛り上がりますねぇ。


座敷の客席という事で、観客の皆さん座布団と座椅子で待機してたんですが
満席という事で立ち見まで出てました。
ストーリーとしては姫逃池の近くの集落の姫様が山賊に狙われて攫われそうに…
逆らった恋人が殺され、悲観した姫様が池に入水しちゃいます。
絵本ではここまでなんですが、神楽では哀れに思った神様が出てきて二人を
よみがえらせます。
最後は読みがえった恋人たちが山賊退治するというお話。
やっぱ神楽には悪役とのちゃんちゃんばらばらが要りますよねぇ(w
恨みを晴らした二人は花を手に成仏していきます。
本当は姫逃池の特設会場で公演の予定だったんですが雨予報で急遽屋内公演。
いろいろと大変だったと思うんですがそれを感じさせない見事な公演でした。
伝承館を出ると結構な大雨が降ってました。早めの公演場所変更が功を奏しましたね。
来年は姫逃池の前で観たいものです。
